液体に含まれる糖分は吸収が早く、数値の悪化に直結しやすい分、見直しによる変化も表れやすいのが嬉しいポイント。
今回は、「甘い飲み物の見直し術」を4つのステップでご紹介します。
トグルボックス内容
STEP①

無意識に手が伸びていることも多いため、まずは週に何回飲んでいるかをメモしてみるのもおすすめ。
「人は見えていない行動を変えることが難しい」とも言われており、飲みグセを見える化することが、自分の行動パターンに気づく第一歩となります。(=セルフモニタリング)。
STEP②

甘い飲み物1本(500ml)には、スティックシュガー約19本分の糖分が含まれていることもあります。これを毎日1本続けた場合、1週間でスティックシュガー133本分に相当する糖分をとっている計算に。
まずは「毎日→週5回まで」「1日2本→1日1本」など、可能な範囲で調整し始めるのがおすすめです。
行動変容の理論でも、「いきなりゼロにする」のではなく、「段階的な調整」が継続につながりやすいとされています。
STEP③

飲む量を意識できたら、次は「環境」にも目を向けてみましょう。甘い飲み物が目に入る場所にあると、脳が報酬(甘さ)を期待して、つい手が伸びやすいと言われています。
お茶や無糖の炭酸水などを手前に置き、ジュース類は奥にしまっておくのがおすすめです(=刺激統制法)。
STEP④

甘さそのものよりも、「のどごし」や「香り・風味の変化」で満足しているケースも少なくないです。無糖の炭酸水や味付きの水(無糖タイプ)などに置き換えてみるのもおすすめです。
※味覚は10日ほどで変化に慣れると言われているため、続けることが大切です。

