
冬の食卓に欠かせない鍋料理。
からだを温めながら栄養もとれる定番メニューですが、具材や食べ方の工夫で、さらにヘルシーに楽しめます。
ここでは、冬の鍋をおいしく、かつ健康的に楽しむためのおすすめ習慣を3つご紹介します。
習慣① 野菜多め・たんぱく質適量・加工品控えめに
- 野菜・きのこ類は「鍋の半分以上」の量にする
- たんぱく質(肉・魚・豆腐)は、1食につき手のひらサイズ(100g程度)を目安にする
- かまぼこ・つみれ・ソーセージなどの加工品は塩分が多く、種類によっては脂質も多いため控えめにするのがおすすめ
~おすすめ食材~
- 白菜・大根・春菊 → 食物繊維が豊富で、血糖値の上昇をゆるやかにする
- きのこ類 → 低カロリーで満腹感が得やすい
- 鮭などの魚 → 良質なたんぱく質に加え、DHA・EPAが血管を守る

習慣② 血糖値を安定させる食べ順に
【1】最初に、野菜・きのこ類を食べる
【2】次に、肉や魚などのたんぱく質を食べる
【3】最後に、しめのごはん・うどん・ラーメンを食べる(茶碗半分程度まで)

習慣③ スープは調味料として楽しむ程度に
日本人は塩分をやや多めにとりがち。鍋のスープは調味料として楽しむ程度に、お玉1杯分だけ味わうようにすると安心。
- スープは お玉1杯で約1〜2gの塩分 を含む(高血圧の人は塩分6g未満/日が目安)
→知らず知らずのうちに塩分過多になりやすい


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