炭水化物を上手に取り入れよう
炭水化物は、体内でエネルギー源として利用される「糖質」と消化・吸収されない「食物繊維」からなり、ご飯やパン、麺類、いも類などに多く入っています。
とり過ぎも減らし過ぎもよくない
とり過ぎると… | 減らし過ぎると… |
・エネルギー源として使われずに余った糖が脂肪となって蓄積する ⇒肥満や生活習慣病の原因になる |
・エネルギーを補うために、体内のたんぱく質が分解され、筋肉が減少する ⇒疲労感、脱力感を感じる、脳や神経系の働きが滞る |
炭水化物で私たちがよく口にするのがご飯。普通盛りの目安は150gですが、皆さんはどのくらい食べていますか?
「とり過ぎているかも…」と思った方に、おすすめの調節方法はこちら。
【満足できる食べ方】
・1口30回噛んで食べる
・ご飯を調節した分、野菜を増やす
・お茶碗を小さくして見た目で満足感アップ
NGコンビ 炭水化物の重ね食べ
ご飯と同じく、炭水化物である「麺類」や「パン」のとり方にも気をつけたいところ。下記は、よく目にするメニューですが、一緒に食べることは避けたい組み合わせです。
×うどん+おにぎり
×ラーメン+チャーハン
×パスタ+パン
麺類を食べる時には、ご飯は食べずに、小鉢やたんぱく質のおかずを合わせるようにしましょう。
ビタミンB1で炭水化物(糖質)の代謝をサポート

糖質がエネルギーとして使われる際、ビタミンB1が必要です。ビタミンB1が不足していると、代謝がスムーズに行われず、余分な糖質が脂肪として蓄積されてしまいます。
【炭水化物を選ぶならこの食品がおすすめ】
ご飯を食べるなら…白米より玄米
パンを食べるなら…全粒粉パンやライ麦パン
ご飯を食べるなら…白米より玄米
パンを食べるなら…全粒粉パンやライ麦パン
【ビタミンB1を多く含む食品】
豚肉、赤身肉、大豆、ほうれん草など
豚肉、赤身肉、大豆、ほうれん草など
食事に気を配っているからこそ、炭水化物は「悪いもの」というイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、炭水化物は私たちが活動する上で大切なエネルギー源となる栄養素。
ほとんどの方が毎日食べるものですから、基本のとり方を知って健康維持に役立てていきましょう。
・炭水化物は私たちが活動する上での大切なエネルギー源となる。
・炭水化物はとり過ぎも減らし過ぎも良くない。
・ビタミンB1と一緒にとると代謝がスムーズになる。
・炭水化物はとり過ぎも減らし過ぎも良くない。
・ビタミンB1と一緒にとると代謝がスムーズになる。