コンテンツ54-1老化の原因「AGE」とは?

老化の原因「AGE」とは⁉

老化の元凶『AGE』とは?

『AGE』という言葉を耳にしたことがありますか?
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)のことで、たんぱく質が糖と結合する際にできる物質の総称です。

老化を促進させると考えられており、体にたまるとシミやシワなど肌の老化現象が引き起こされたり、動脈硬化の原因になることも。他にも加齢に伴う様々な病気につながります。

では、いったい老化の原因であるAGEはどのようにして増えていくのでしょうか?
AGEが作られるメカニズムを確認してみましょう。

AGEが増える仕組み・増えるとどうなる?

AGEは、たんぱく質に糖がくっつき、そこに熱が加わることでたんぱく質が劣化してできます。

AGEが増えるルートとしては、『体内でできる場合』と『調理過程でできたAGEが体内に入る場合』の2つがあります。そして、体の中で一度できたAGEが元のたんぱく質と糖に戻ることはないため、永遠にたまり続けることになります。

AGEが体内に増える仕組み
①体内でできる場合

②調理過程でできたAGEが体内に入る場合

たんぱく質は、血管、脳、筋肉、皮膚、髪の毛、骨、臓器、様々な場所に存在しています。そのため、たんぱく質が劣化しAGEとなると、
  1. 血管を傷め、炎症を引き起こすことで動脈硬化を進める
  2. 毛細血管が多い部位である腎臓や目、神経に影響を及ぼす
  3. 細胞の柔軟性や弾力性が失われ、肌のシミやシワ、たるみのもとになる
  4. 髪のコシが失われ、もろく傷みやすい髪質になる

などといった体の変化につながります。
そのため、老化の進行を抑えるためにはAGEを増やさないようにすることが大切です!

老化の原因AGEは、糖+たんぱく質が熱で劣化して生成される物質。
肌や髪、血管、筋肉、骨など、体の老化を防ぐにはAGEがカギになります!


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