2025年(迫編集)【新規コンテンツ】頑張っているのに…意外な落とし穴に注意!

「そんなに食べていないつもりなのに、なぜか体重が減らない…」
今回は、体重が減らない意外な原因と、その改善策をご紹介します。

原因① 睡眠不足

睡眠不足(6時間未満)になると、食欲増進ホルモンが増え、逆に食欲を抑制するホルモンは減少します。また、脳の「報酬系」に関わる部分が活性化し、甘い物や脂っこいものへの欲求が強くなるなど、無意識のうちに食べすぎてしまっているケースも。

【改善策】
・6〜7時間を目安に良質な睡眠を確保する(睡眠中に脂肪を燃やすホルモンが分泌される)
・寝る前のスマホやPCは控えめにする(睡眠の質が上がり、食欲に関係するホルモンのバランスが整う)
・軽い運動やストレッチ、趣味などでストレスを発散する(ぐっすり眠れるようになり、筋肉の修復や代謝アップに役立つ)

原因② ストレス

ストレスがたまると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、血糖値が上昇する。このとき、エネルギーとして消費されなかった糖は、脂肪として体に蓄積される。さらに、心の不安を紛らそうと、つい甘いものや脂っこいものを食べてしまう「ストレス食い」につながることも。

【改善策】
・軽い運動(ウォーキング、ストレッチ)を行う
・「音楽を聴く」「本を読む」「ハーブティーを飲む」等、自分なりのストレス発散方法を見つける

原因③ 水分不足

水分不足になると、代謝が下がり脂肪が燃えにくくなる。また、便秘やむくみを引き起こし、実際には体脂肪が減っているのに「体重が減っていないように感じる」ことも。

【改善策】
・1日コップ6~8杯分を目安に、水や麦茶などでこまめに水分補給をする

原因④ 基礎代謝が落ちている

食事を減らすだけの減量を続けるとエネルギー不足で筋肉が減少。筋肉が減るとからだはエネルギーを消費しにくくなるため、「食べていないのに体重が減らない」状態に。

【改善策】
・スクワットや階段昇降など簡単な筋トレで、下半身の大きな筋肉を刺激して、基礎代謝を上げる

原因⑤ 食べる時間が夜遅い・不規則

21時以降の食事は、脂肪として蓄積しやすい。(日中の最大20倍)

【改善策】
・夕食はできれば「21時より前」や「寝る2〜3時間前まで」にとる
・軽くでよいので朝食は必ずとるようにする➡日中の消費カロリーUP!

原因⑥ カロリーの高い間食や調味料を無意識にとっている

「ちょっとつまんだお菓子」や「たっぷりかけたマヨネーズ」など、日々の小さな習慣が、予想以上のカロリー摂取につながっていることも。

【改善策】
・間食のカロリー or 内容を記録し振り返る
・調味料の使い方を「かける」から「つける」に変える

▼間食や調味料のカロリー例
・飴玉1個(5g):約20kcal
・クッキー1枚(8g):約43kcal
・おせんべい1枚(10〜15g):約50〜70kcal
・ゴマドレッシング(大さじ1):約59kcal
・マヨネーズ(大さじ1):約80kcal

原因⑦ 実は食べているかも?

「ヘルシー」だと思って食べていたものが意外と高カロリーな場合も。どんなにからだに良いものでも、とり過ぎは逆効果。

【改善策】
・1日分だけでも食べたものを書き出してみる(食べた量やカロリーの見える化)
➡“健康食品=低カロリー”ではないことに気づくことが大切

まとめ

「食べる量を減らす」だけが減量の方法ではありません。「代謝を維持する」「食べるタイミングを見直す」「選び方を変える」「生活習慣を整える」なども大切な要素。
できることから一つずつ、あなたのペースで始めてみましょう。



※このコラムの内容は、掲載日時点での情報を参考としております。掲載時から情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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