14116 快眠で健康づくり(共通)

睡眠のメリット
睡眠は、健康の維持・増進に必要不可欠な休養活動です。
睡眠には様々なメリットがありますが、特に『質の良い睡眠』は、眠気や疲労が原因の事故や怪我のリスク低減にも役立ちます。

厚生労働省は、「健康日本21(第三次)」において、休養・睡眠分野に関連して「睡眠で休養がとれている者の増加」及び「睡眠時間が十分に確保できている者の増加」を目標としています。
大切なのは、適切な睡眠時間を確保することと睡眠休養感を高めることの2点です。

「健康日本21(第三次)」休養・睡眠分野に関する目標・指標

睡眠時間を確保するための工夫

適正な睡眠時間には個人差はありますが、6~8時間を目安に確保すると良いとされています。
長すぎても短すぎても健康を害する原因になるので、生活習慣を見直しつつ自分にとって最適な時間を知りましょう。

睡眠休養感を高める工夫

睡眠休養感とは、「睡眠で休養がとれている感覚」のことで良い睡眠の目安になります。
脳波や活動量計を用いて客観的に測定した睡眠時間主観的に評価した睡眠時間との間には多くの場合ズレが生じることが知られています。「8時間眠っていても疲れがとれない」等の場合は、睡眠休養感が低い可能性も。
睡眠休養感の低い人ほど抑うつの度合いが強いこともわかっており、生活習慣病だけでなくこころの健康にも影響します。日中の眠気や睡眠休養感に応じて改善策を自ら探る必要があります。

▼睡眠休養感の低下を感じる場合は、生活習慣等の改善を図ることが重要
▼長く続く時は病気が潜んでいる可能性もあるため、睡眠外来を実施している医療機関にご相談を


タイトルとURLをコピーしました