14036 心身ともに元気になるウォーキングの秘訣(共通)

【HSC 理学療法士】

ほんの少し歩き方を見直すだけでウォーキングの効果を最大限に引き出すことができます。

その秘訣を一緒に確認しましょう。

脂肪燃焼効果を高めるウォーキングフォーム

脂肪燃焼効果を上げる秘訣は、全身を使うこと。運動効率がアップするだけでなく、疲れにくいという利点もあります。ポイントを確認して、日常生活で歩く際にも意識してみましょう。

※下記に該当する方は、必要に応じて医療機関を受診するなど、運動前の健康チェックを行い、安心・安全に運動を進めてください。
【血圧】診察時180/110mmHg以上、家庭測定時160/100mmHg以上
【血糖】空腹時血糖250㎎/dl以上
【その他】運動の影響で作用が強まる服薬、運動で悪化するといわれる整形外科的な問題がある
効果を最大限引き出すには運動負荷が重要

こちらの『Borgscale(ボルグスケール)』は、主観的にどの程度「きつさ」を感じているかの指標です。

表も参考に、運動負荷の理想である「ややきつい」と感じる程度を意識して歩いてみましょう。
軽く息が上がり汗をかく程度

1日10分のウォーキングで10歳若返り

1日10分、1週間で60分間以上のウォーキングを5か月間行った結果、持久力の指標と呼ばれる最大酸素摂取量が10%向上したという研究報告があります。これは体力年齢に換算すると10歳の若返りに相当しますよ。

ウォーキングで元気になる!そのメカニズムとは

ウォーキング等の適度な有酸素運動で全身の細胞に酸素が送り込まれると、脳内の血流量が増えます。その結果、幸福物質と呼ばれる『ドーパミン』の分泌が促進され気分の調節に役立ちます。運動後はストレスや不安が軽減され、『達成感』や『幸福感』をもたらすこともわかっています。

靴を履いて外に出かけることから始めてみましょう

ウォーキングを習慣づけるために私からおすすめしたいのは、まず「靴を履く」こと。このように小さなステップから始めることで、徐々に行動に移しやすくなります。
靴を履いて外に出てみると、美しい風景や草花の香り等の刺激によりドーパミンがさらに分泌される好循環も生まれますよ。

今後のお取り組みを応援しています。


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