減量のコツはレコーディング
体重の増減には必ず理由があります。その理由を知るために、まず『記録する』ことから始めてみましょう。体重や食生活などの記録をすることで、自分の改善すべきポイントが見えてきます。
そこで今回は、食べたものを記録するレコーディングダイエットを成功させる5つのコツをご紹介します。
①今週の目標を立てる
『3食バランスよく食べる』『間食は1日1回まで』など、具体的な目標を立てましょう。目標が明確であると続けやすく、達成感も得やすいです。
②体重を測り、記録する
体重は食事や排せつの影響を受けやすいため、測定は、朝食前のトイレを済ませた後がベストです。朝が難しい場合は、健診と同じ状態である食前に測ることを心がけましょう。
③毎食食べたメニューを記録する
とにかく、食べたものをすべて書き出しましょう。『焼き魚定食』とメニュー名ではなく、『サバ、ヒジキ、五目豆、ご飯、味噌汁』など具体的に記録すると、あとで振り返りができます。また、『食後のアイス』『仕事中につまんだチョコレート』など口にした間食も忘れずに記録しましょう。
(記録例)
朝 | 昼 | 夜 |
食パン ヨーグルト コーヒー |
ラーメン 半チャーハン 餃子 |
よせ鍋(白菜、しめじ、えのき、豆腐、練り物) シメで雑炊 |
間食 |
15時頃に小袋のビスケット |
④記録を振り返る
記録ができたら、食生活を振り返ってみましょう。実はこの振り返りがレコーディングダイエット成功のコツでもあります。
例えば、③で紹介した1日の食事記録からは『昼食で炭水化物を重ねてとっている』『野菜を食べたのは夕食だけだった』『夜はゆっくり時間があるので食べ過ぎてしまう』などの気づきが出てきます。
そこで、『昼の半チャーハンはやめて、野菜の小鉢にしよう』『夜は食べ過ぎてしまうので、量を決めて、余った分は朝に回そう』などの対策が立てられます。
これを次の目標に活かし、少しずつ生活改善していくことで、体重の変化にもつながっていきますよ。
⑤成果を見える化する
体重はグラフにすることで体の変化が一目瞭然です。体重減少になっていると、モチベーションも上がります。
レコーディングを続けていけば『仕事が忙しい時期は夕食時間が遅くなるので体重が増えやすい』といった傾向に気づくこともあります。また、食事記録だけでなく、歩数や運動の記録も併せて行うと『休日は歩く量が少ないので、外出しよう』と、運動面の対策も立てられます。
自分の傾向を知ることで、生活の見直しができ、減量につながりますよ。まずは1週間やってみませんか?