ストレスは生活習慣病につながる!?
日々、色々な理由で溜まってしまうストレスと、普段どのように付き合っていますか。中にはストレスを解消しようとして、食べ過ぎや飲み過ぎに走ってしまう方も多いでしょう。こうした生活習慣の乱れが続くと、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病につながることもあります。
そこで、これからは体を労わりながらストレスをコントロールする方法に切り替えて、上手にストレスを解消していきましょう!
ストレスに負けない体を作るには?
栄養バランスの整った食事
楽しくリラックスして、栄養のあるものを食べることが、心身の疲労回復・ストレス解消にもつながります。特にとりたい栄養素はビタミンB群、ビタミンC、たんぱく質、クエン酸、マグネシウム、カルシウムです。
ビタミンB群 神経の機能を正常に保つ 豚肉・うなぎ・まぐろ・大豆製品など |
ビタミンC 免疫機能強化、ストレスへの抵抗力を高める 赤ピーマン・ブロッコリー・レモン・キウイなど |
たんぱく質 免疫力低下防止 肉類・魚類・牛乳・卵など |
クエン酸 心身の疲労回復 柑橘類・梅干しなど |
マグネシウム 精神的疲労回復 納豆・しらす・あさりなど |
カルシウム 精神の安定を保つ 牛乳・ヨーグルト・小松菜・いわしなど |
適度な運動
運動は気分を落ち着けてリラックスさせる効果があり、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンを増やすことができます。心身ともに良い変化を得るためには、長期的に続けることが大切。自分に合った無理のないペースで取り組める運動を実践していきましょう。
ちなみに、ウォーキングやジョギング、サイクリングなど一定のリズムを繰り返す運動を行うと、セロトニンの分泌が高まります。また、意識して行う呼吸法もリズム運動の一つです。ストレッチやヨガなどは呼吸法を取り入れているため、これらもセロトニンを増やすことができますよ。
質の良い睡眠
一般的に理想の睡眠時間は、6~8時間だと言われています。もし、睡眠時間の確保が難しい時には、質を高めることが得策。眠りについてから最初の90分間は一番深い眠りであり、睡眠の質を高めるための大切なポイントです。就寝前はテレビやスマホの強い光刺激を避け、脳のスイッチを切ることで深い眠りに入りやすい状況をつくりましょう。
健康な体でいるためには、『食事』『運動』『休養』が大切!ストレスに負けない体づくりにもつながります。ストレス社会と言われる現代を楽しく自分らしく過ごしていくためにも、自分でできるケア方法を見つけてみませんか?