11月 年代別健康づくりのポイント壮年期編(25~44歳)

年代別健康づくりのポイント壮年期編(25~44歳)

ご自身のライフステージを意識されたことはありますか?
年代・世代によって生活背景や抱えがちな健康課題は異なります。そのため、そうした状況を踏まえて健康づくりを進めてみるのもおすすめですよ。

今回は25~44歳の壮年期にあたる方向けの健康情報をご紹介します。

壮年期の特徴と健康課題

壮年期は仕事や家事・育児などで多忙な、いわゆる働き盛り。生活にハリが出たり、生きがいを感じたりすることが増えてくる時期です。一方で、職場や家庭での責任が増え、ストレスを抱えたり、時間に余裕が持てず⾃分⾃⾝の健康管理がおろそかになりやすいといった特徴もあります。

この時期に良い生活習慣を築いておくことが中年期以降の健康にも大きく影響するので、早め早めに⾃分⾃⾝の健康を⾒直していきましょう!

世代の特徴 ◇健康への関心が低かったり、健康を気にする余裕がない方が多い
◇生活習慣病予備軍の方や生活習慣病を発症されている方が多くなる
◇この時期の生活習慣が中年期以降の健康状態に大きな影響を与える
生活背景
(人生の節目)
自立、昇進、転職、結婚、妊娠、出産
抱えがちな健康課題 ・不規則な食生活、睡眠不足になりやすい
・仕事や育児などでストレスが溜まりやすい
・忙しさから運動不足になりやすい

健康づくりのワンポイントアドバイス5選

①1日3食を心がける
忙しさから朝食や昼食を抜いてしまうことはありませんか?栄養補給のためにもなるべく1日3食食べることが理想です。食事の時間が取れない時は簡単に食べられる「補食」を活用してみましょう。
補食の例:栄養バー、栄養ゼリー、ヨーグルト、ゆで卵、サンドイッチ、具入りのおにぎり、スープなど

 

②睡眠の質を高める
寝る前はブルーライトをカットをすることがおすすめです。寝る前にブルーライトを浴びると、睡眠の質が下がり朝起きるのがつらいといった状態に…。就寝1時間前からは、スマホやパソコンの使用を控え、部屋のLED照明はやや暗めに設定しておきましょう。

③座っている時間を今より短くする
座っている時間が長いほど健康リスクが上がり、メンタルヘルスにも影響するといわれています。30分に1回は席を立つことでリスクを減らすことができます。席を立つことが難しい場合は、かかとの上げ下ろし運動や、足の指でグー・チョキ・パーをすることでも、血行促進や足の筋力アップが期待できますよ。

④ストレス解消法を見つける
疲労感やストレスを和らげるには、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れて「幸せホルモン(セロトニン)」の分泌を促すことも効果的です。まずは1日10分多く歩いてみませんか?

⑤お酒の飲み過ぎに気を付ける
付き合いで飲みに行ったり、自宅での晩酌を楽しむ方も多いでしょう。ただ、お酒の飲み過ぎは肝臓だけでなく、胃や腸など消化管の粘膜が荒れる原因に。食事と一緒に1日1杯程度を目安に飲むことや、休肝日を週1日以上設けることがおすすめです。

 

壮年期に良い生活習慣を築いておくことが中年期以降の健康にも大きく影響します。早め早めに⾃分⾃⾝の健康を⾒直していきましょう。


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