8月 肩こり予防

今日からできる!肩こりの予防・緩和策

「万年肩こり」という言葉を耳にしたことはありますか?実は、厚生労働省が発表した2019年の国民生活基礎調査によると、日本人が抱える健康問題として、「肩こり」は、女性1位、男性2位となっており、日本人の約6割が肩こりに悩んでいるという結果に。そこで、今回は日本の国民病ともいえる肩こりの原因や予防・緩和策をご紹介します。

まずは肩こりになりやすい習慣をチェック!

 毎日パソコンを使う
 スマホを使う時間が長い
 長時間同じ姿勢で仕事をすることが多い
 猫背である
 運動不足である
 ストレスを感じることが多い
 冷えを感じることが多い

チェックが多いほど、肩こりになりやすいタイプです!
1つでも当てはまったら、ぜひ今日から肩こりを予防する対策を実践し、肩こり知らずの体を手に入れましょう。

日常生活で気をつけられる!肩こり予防法3選

正しい姿勢を心がける

デスクワークや読書、スマホの操作などをしていると、知らず知らずのうちに猫背やうつむき姿勢になりがちに。そうすると、首が前に突き出し、肩を前にすぼめる形になり、首から肩の筋肉が硬くなってしまうことから、肩こりになりやすくなります。

★座るときのポイント
・おへその下に力をいれて骨盤を立てるイメージ
・背筋をまっすぐ伸ばす
・ディスプレイや本などはやや上方から見るようにする

目の酷使も肩こりの原因につながります。1時間おきにこまめに休憩をとり、体をほぐすようにしましょう。

こまめに体を動かして血行不良を改善する

肩こりの原因の1つに、血行不良があります。運動不足で筋肉が硬くなると、血流が悪くなるので、適度な運動で筋肉を柔らかく保つようにしましょう。

まずは歩く時間や階段利用の時間を増やすなど手軽なものからスタートしてみるのがおすすめ。実際に、利用者様から「ウォーキングの習慣を作ったことで肩こりが和らいだ」という声をいただいたこともあります!

適度な運動はリフレッシュにもつながるため、ストレスによる肩こりの予防にも効果的です。また、運動習慣を作ることは減量・血液データ改善効果なども期待できます。ぜひチャレンジしてみましょう。

肩や首を冷やさない

夏の暑い時期はエアコンの風が直接当たって体が冷えすぎたり、寒い時期は冷え性を実感することがあるでしょう。
肩や首を冷やすと筋肉が硬くなり、血管が収縮して血液の流れも悪くなるので、肩こりになりやすくなります。そのため、体が冷えないように対策が必要です。

★体を冷やさないためのポイント
・空調はスイング設定にする、設定温度を上げる
・上着やブランケットを活用して体の冷えを防ぐ
・温かい食事や飲み物をとる

特に、女性は筋肉量が少なく冷え性にもなりやすいので、要注意です!

肩こりを予防するためには、「正しい姿勢」や「体を動かす習慣」、「体を冷やさないこと」などが大切です。毎日頑張るお体を労わるために、ぜひ実践してみましょう。

※参考文献
・厚生労働省 2019年国民生活基礎調査
・へるすあっぷ21 2020年12月号

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