二日酔いになりにくい飲み方があります!
「仕事終わりの1杯」のつもりが、ついつい飲み過ぎてしまうときもありますよね。
実は、飲み方次第で次の日をラクに過ごすことができるんです!
1 ゆっくりペースで飲む
肝臓はアルコールの処理だけでなく、食事からの栄養素の分解も行います。そのため、お酒を飲んでいる最中、肝臓は必死に働いています。肝臓がアルコールを処理するのにかかる時間は、例えば体重60kgの方の場合、
- ビール中瓶1本・・・・・・・2時間
- 日本酒1合・・・・・・・・・2時間
- ウイスキーシングル1杯・・・2時間
- 焼酎コップ1杯・・・・・・・6時間
これだけの時間がかかるのです!
※アルコールの処理能力は個人差があり、体重によっても異なります。
肝臓の負担を減らすには、チェイサーとしての水やウーロン茶を準備し、お酒と交互に飲むのがおすすめです。この方法だと、長い時間お酒を楽しみたい方も、満足感を維持しつつ飲酒量の調節ができますよ。
2 空腹では飲まない
空腹時にお酒を飲むと、血中のアルコール濃度が急激に上がるため、肝臓での処理が追い付かなくなってしまいます。また、飲み過ぎにもつながりやすくなるのです。
そのためお酒と食事を一緒にとるのがベスト!できれば飲む前に少しでもお腹に食べ物を入れておくと、胃の粘膜を保護したり、アルコールの吸収を穏やかにすることができ肝臓への負担が軽減されます。
3 アルコールの分解を促す食品をとる
ごまに含まれるセサミンという成分には、アルコールの分解を促す作用があると言われています。そのため、アルコールの処理で疲れた肝臓を少しでも休ませるためには、ごま和えやごま油を使った料理をおつまみとして選ぶのがおすすめです。
4 肝機能を高める食品をとる
良質なたんぱく質やビタミンには、傷ついた肝臓を修復する作用があり、肝臓に必要な栄養も補給できるため、積極的に取り入れるといいでしょう。食品としては、豆腐料理、卵料理、枝豆、野菜スティック、野菜の煮物などがおすすめです。
★1日の適量
1日のお酒の適量は下記の通りです。普段飲んでいる量と比べていかがでしょうか。
二日酔いは、肝臓のアルコール処理能力を超えてしまったサインです!
もし二日酔いになってしまった場合には、水分をたくさんとることも効果的です。
今後もお酒を楽しむためにも、体をいたわりながら飲むことを心がけてみませんか。