14090 ながら運動(シチュエーション別)(共通)

スポーツだけが運動ではありません。日々の生活動作に工夫を取り入れるだけでも運動量アップにつながります。今より体を動かす習慣が身につけば生活習慣病の予防や体力向上の効果が期待できますよ。

※下記に該当する方は、必要に応じて医療機関を受診するなど、運動前の健康チェックを行い、安心・安全に運動を進めてください。
【血圧】診察時180/110mmHg以上、家庭測定時160/100mmHg以上
【血糖】空腹時血糖250㎎/dl以上
【その他】運動の影響で作用が強まる服薬、運動で悪化するといわれる整形外科的な問題がある
※運動時や運動後に痛みが出る場合は控えてください。

デスクワークや立ち仕事をしながら

①椅子に深く座って片足をゆっくり水平の位置まで上げ、つま先を立ててひざをまっすぐ伸ばす
②その姿勢のまま、ひざ頭に力を込め10秒キープ
③反対の足も同様に左右各10秒×3セット行う

①両足を肩幅程度に開く
②かかとをゆっくりと上げ、つま先立ちになる
③限界まで上げたところで1秒キープ
④ゆっくりかかとを下ろす
30回を2~3セット行う
※ぐらつきが気になる場合は椅子の背もたれや壁を支えにしてもOK

テレビやスマホを見ながら

①あお向けになり、膝を立てる
②足は肩幅と同じくらいに広げる
③ぎゅっとお尻に力を入れながら、お尻を持ち上げる
④1秒キープし、2~3秒かけてお尻を下ろす
③~④を15回を目安に行う

①あお向けに寝て、ひざを直角に曲げ太ももと床が90度になるように床から浮かせ持ち上げ、腕は「前へならえ」をする
②息をゆっくり吐きながら、左手をバンザイすると同時に、右足を2~3秒かけてまっすぐ伸ばす
③もう一方の手と足は①の状態をキープ
④鼻から息を吸いながら2~3秒かけて①の体勢に戻る
①~④を左右10回ずつ行う

いつでもどこでも

①背筋を伸ばして立ち、ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる
②息を吐き切り、限界までお腹をへこませた状態をキープしながら20~30秒浅い呼吸を繰り返す
通勤中やデスクワーク中など気づいたときに実践し、1日20~30回と回数を重ねるのがおすすめ。

「ながら運動」のメリット

ながら運動のメリットは手軽で継続しやすく、気分転換にもなるという点です。在宅勤務が増えたという方の中には、メリハリがなく仕事が捗らなくなってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。リフレッシュにもなる「ながら運動」を取り入れて、メリハリのある生活を。

お金をかけずにひっそりすっきり!

今回ご紹介したながら運動は、1日数分からトライできるものばかりです。簡単な動きが多いですが、継続していくことで少しずつ体に変化が表れてきます。

慣れてきたら負荷や難易度を上げると効果はさらに上がります。お気に入りのながら運動を見つけて、習慣にしていきましょう。


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