お酒を適量以内に調節することに加え、「おつまみの選び方を工夫する」ことは健診データ改善や内臓脂肪の減少に効果的です。
今回は、管理栄養士が考える「内臓脂肪を溜めないおつまみ選びのポイント」をご紹介します。
定番のおつまみにはご注意を
お酒を飲むと肝臓ではアルコールの分解が優先され、食事・おつまみからとった脂質や糖質の処理は後まわしに…。結果、内臓脂肪の蓄積へとつながってしまいます。
唐揚げ、ポテトサラダ、ホットスナックなど定番のおつまみは「脂質・糖質が多い」といった特徴があるため、メニューを置き換えて上手に調整していきましょう。
おつまみ選びのポイント
① 脂質・糖質が少なく、たんぱく質を含むものを選ぶ
例)サラダチキン、だし巻き卵、刺身、枝豆、冷奴、焼き鳥(もも肉皮なし・ささみ)、貝類の酒蒸し、サバの水煮缶 など
✅ 脂質だけでなく糖質のとり過ぎにも注意、余った糖はインスリンの働きで中性脂肪に変わり蓄積する
✅ たんぱく質は肝臓でアルコールを分解する時に必要
✅ たんぱく質は肝臓でアルコールを分解する時に必要
② ビタミン・ミネラルを含むものを選ぶ
例)野菜スティック、サラダ、酢キャベツ、きゅうりの酢の物、トマトスライス、おひたし など
✅ ビタミン・ミネラル類は、アルコール摂取で失われやすく、肝臓でアルコールを分解するときに必要
③ 食物繊維を含むものを選ぶ
例)わかめとタコのマリネ、きのこの蒸し焼き、おでんのこんにゃく・白滝・大根・昆布 など
✅ 食物繊維の摂取により、血糖値の急上昇を抑える
✅ 食事・おつまみの脂質の吸収が緩やかになる
✅ 食事・おつまみの脂質の吸収が緩やかになる
