筋トレはウォーキングの前と後、どちらが効果的?
正解は、ウォーキングの前です。
有酸素運動(ウォーキングなど)の前に筋トレを行うと、脂肪分解作用の強い成長ホルモンが多く分泌されます。すると筋トレを行った6時間後まで、脂肪がエネルギーとして消費されやすい状態になります。この間に有酸素運動を行えば、より高い脂肪燃焼効果が得られるというわけです。
また、筋トレで筋肉量を増やせれば基礎代謝が上がるため、脂肪が燃えやすい体になります。
時間や場所を決めるのも継続のコツですよ。
お腹もひきしまるキングオブトレーニング
■スクワット(5~10回×3セット)
1.足を肩幅より広めに広げる
2.息を吸いながらゆっくりお尻を後ろに引く(3~5秒)、息を吐きながら戻る(3~5秒)
※つま先とひざの向きを揃える
◆効果アップのポイント◆
・つま先よりひざが前に出ないように注意する
・イスに腰かけるようにひざを曲げる
・下腹部に力を入れて行うと引き締め効果UP
・慣れてきたら床と太ももが水平になるまで行う
毎日できるながら運動
■ニーアップ<水平足踏み>(30回×1セット)
1.まっすぐに姿勢を正して立つ
2.ゆっくりと右足を上げ、太ももが床と水平になったところで3秒ほど停止
※ふらつく場合はテーブルなどに軽く手をそえる
3.ゆっくり右足を下げる
4.左足も同じ動作をし、左右交互に行う
◆効果アップのポイント◆
・足を上げたときも背筋は伸ばし、前かがみにならないこと
・慣れてきたら足を上げた状態で停止する時間を延ばす(7~8秒ほど止めると筋トレ効果も)
写真のように、歯を磨きながらの「ながら運動」として取り組むのも継続のコツ
効果的な筋トレは有酸素運動の前。
筋トレ後6時間は脂肪エネルギーを消費しやすい。
筋トレ後6時間は脂肪エネルギーを消費しやすい。