14045 運動の順番を変える(牽引)

効果を上げる 運動のタイミングと順番

運動のベストタイミングは!?

運動は、食前と食後で得られる効果が異なります。目的に合わせて運動のタイミングを変えながら行うと良いですね。

「減量」を進めたいなら『食事の前』

脂肪と糖分では、糖分の方が先にエネルギーとして使われやすいもの。そのため、脂肪燃焼を図るなら「食前の運動」が効果的!
血中の糖分が少ないため、脂肪が早くエネルギーとして使われ、効率よく減量が進められます。

「血糖改善」には『食事1時間後』

血糖値は食後1~2時間でピークになります。このピークを迎える前の「食後30分から1時間経ったとき」に運動を行うことで、血糖値を効果的に下げることができます。
おすすめは、15分以上のウォーキング。

※下記に該当する方は、必要に応じて医療機関を受診するなど、運動前の健康チェックを行い、安心・安全に運動を進めてください。
【血圧】診察時180/110mmHg以上、家庭測定時160/100mmHg以上
【血糖】空腹時血糖250㎎/dl以上
【その他】運動の影響で作用が強まる服薬、運動で悪化するといわれる整形外科的な問題がある

脂肪燃焼効果を高める運動の順番

同じ運動でも、順番によって効果の出方が変わってきます。脂肪燃焼効果を高める順番がこちら。

  1. ストレッチ
  2. 筋力トレーニング
  3. 有酸素運動

筋トレにより「脂肪が燃えやすい状態」になるため、その後に有酸素運動を行うことがポイントです。

1.ストレッチ

筋肉をよくほぐすことで体の柔軟性が増し、動作がスムーズになります。怪我予防のためだけでなく、肩こりや腰痛などの不調を抱えている方にもおすすめです。
※呼吸を止めずにゆっくり行いましょう。

2.筋力トレーニング

筋トレを行うことで、脂肪燃焼を促す「成長ホルモン」が分泌されるため、エネルギーが消費されやすい状態をつくることができます。

スクワット

ニートゥチェスト

筋トレの中でも特におすすめなのは、「ゆっくりスクワット」です。
(4秒かけてひざを曲げ、2秒停止、4秒かけて元の姿勢に戻す運動)

ゆっくりスクワット15回は、腹筋500回分の筋トレ効果があります。
下半身の筋肉は全身の筋肉の7割を占めますので、ここを鍛えると代謝アップに効果的ですよ。

3.有酸素運動

取り入れやすい有酸素運動の例はこちら。

サイクリング ウォーキング
水泳 ジョギング
効果的な運動の順番は「ストレッチ→筋トレ→有酸素運動」です。


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