田中晴菜 | HSC Wikipedia https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/ HSC社内ウィキペディア ~ナレッジ管理~ Thu, 15 Dec 2022 07:46:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.21 【経年者用:完】4A後増加者コラム 後半戦に突入!巻き返しを図るには!? https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/16222 Thu, 15 Dec 2022 07:46:29 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=16222 後半戦に突入!巻き返しを図るには!?

前回のチェックポイントでは生活習慣の振り返りを行いましたが、面談時と比較して何か気づかれたことはありましたか?
例えば、「食事量を思ったより減らせていない」「以前よりお酒や間食が増えてしまった」など、気づきを得られれば、そこが体重を戻していくためのカギになりますよ。

後半で確実な巻き返しを図るために重要なのは、
「摂取カロリー(IN)< 消費カロリー(OUT)」の状態を意識すること。

INとOUTのどちらに課題があるかを見極めて、改善を進めていきましょう。

INを減らす ~減量効果大!~

飲食面の調節は1回の取り組みでカットできるカロリーが大きいため、減量効果が高く、即効性も期待できます。

例)
・ごはんのおかわりをやめる→250kcal削減
・どら焼き1個減らす→230kcal削減
・ビール1本(500ml)減らす→200kcal削減
※毎日240kcal分カットすると1か月で1kg減

具体的な取り組み例(食事・嗜好品)

OUTを増やす ~痩せやすく太りにくい体へ~

「痩せるためには食事、太らないためには運動」と言われていますので、リバウンドすることなく確実に減量を進めるためには、食生活の改善とあわせて運動にもチャレンジするのが良いでしょう。

筋肉を鍛えることで筋肉量が増え、基礎代謝が上がると、運動をしていない間の脂肪燃焼効果も高めることができます。ランニングやウォーキングなどの運動はもちろん、歩く時間を増やす・階段を利用するなど日常のちょっとした心がけも筋肉量を増やすことにつながりますよ。

具体的な取り組み例(運動)

後半で巻き返しを図るには、「食生活の見直し」と「運動」の両立が必須!ぜひ、ここから気持ちを新たに、残りの期間を一緒に頑張っていきましょう。

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【経年者用:完】2A後増加者コラム 増加原因別の対策をチェック! https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/16220 Thu, 15 Dec 2022 07:44:19 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=16220 増えた体重、お腹の脂肪…。定着する前にリセットを!

前回のチェックポイントでは、初回より体重が増加していました。忙しくて思うように取り組めなかったり、健康のことを気遣う余裕がなかったのかもしれません。

ただ、このまま体重が増えると体に負担がかかってしまうため心配です…。体調を崩さず仕事や家事が頑張れる体を維持するためにも、上手く体重をコントロールしていきませんか?

少しの工夫で、無理なく効率良く元の体重に戻すことができますよ。それには、増加の要因を振り返り、改善策を実行に移すことがポイントです。

体重増加の要因を振り返ってみましょう

まずは、体重が増えてしまった要因として、思い当たることをチェックしてみましょう。

 活動量・運動量が減った
 夕食の時間が遅くなった
 食べる量が増えた
お酒の量や頻度が増えた
間食の量や頻度が増えた

甘い飲料を飲むことが増えた

原因別の対策をチェック

 

減量の秘訣は「自分の傾向を知ること」

減量成功者の多くが、体重をこまめに測定する習慣を持っています。体重や体型を意識するだけでも、何も意識せずに過ごした場合とは差が出るものです。

自分自身の食事の傾向や量、食事が乱れるきっかけなどを知ることは、減量にはもちろん健康な体づくりにおいて大きな強みとなりますよ。

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4月コンテンツ 筋肉豆知識 ~速筋と遅筋の違いと鍛えるメリット~ https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/20291 Thu, 28 Apr 2022 07:44:50 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=20291 筋肉豆知識 ~速筋と遅筋の違いと鍛えるメリット~

人の筋肉には骨格筋・平滑筋・心筋の3種類がありますが、このうち自分の意思で動かしたり鍛えたりできるのは、骨格筋のみです。一般に筋肉と呼ばれているものはこれを指します。

この骨格筋を構成している筋繊維は大きく分けて速筋遅筋の2種類。今回は速筋と遅筋の違いと、それぞれ鍛えることで得られるメリットについてご紹介しますね。

鍛え方によって見た目にも影響するので、スタイルを気にされている方は要チェック!より理想的な体づくりを進めるために、ぜひ参考にしてみませんか?

速筋と遅筋の違いは?

それぞれの特徴をcheck!

速筋は収縮速度が速く瞬間的に大きな力が出せますが、持久力に乏しく疲れやすいといった特徴があります。一方、遅筋は収縮の速度が遅く大きな力は出せませんが、疲れにくく持久力に長けています。速筋と遅筋の違いを知っておくことで、自分の目的に合わせて効率的に体を鍛えることができますよ。

速筋・遅筋の割合が多い筋肉部位

同じ筋肉の中に速筋と遅筋が混在しており、筋肉の部位によってその割合が異なります。

★速筋の割合が多い筋肉…
二の腕にある「上腕三頭筋」で速筋が6~7割を占めます。他に、太ももの前の筋肉である「大腿直筋」や首の前側の筋肉である「胸鎖乳突筋」などが挙げられます。

★遅筋の割合が多い筋肉…
ふくらはぎにある「ヒラメ筋」で遅筋が約8割を占めます。他に、スネにある筋肉「前脛骨筋」や太もも裏にある筋肉「大腿二頭筋」などがあります。

筋繊維の割合は遺伝的な要素が強いため比率を変えることは難しいですが、それぞれの筋肉を肥大もしくは強化することは可能です。どの部位にどちらの筋繊維が多いかを把握し、トレーニング法を工夫するなどして、体づくりに役立てましょう。

鍛え方と鍛えるメリット

速筋

速筋を鍛えるには、瞬発的に大きな力を出すような筋トレや短距離走などの無酸素運動が有効です。

速筋が鍛えられると体が引き締まり、きれいなボディラインを作ることができます。また、筋肉量が増えると基礎代謝が上がるため、痩せやすくなるというメリットもありますよ。

遅筋

遅筋を鍛えるには、少ない負荷でゆっくりと長い時間をかけて行うようなウォーキング・ジョギング・サイクリングなどの有酸素運動が有効です。

遅筋を使った運動は脂肪を燃やしてくれるため、減量(ダイエット)につながりやすいのが大きなメリット。持久力が高まり、疲れにくい体づくりができます。

速筋と遅筋の両方を鍛えるのがベスト!

ボディメイクがしたい、ダイエットや疲れにくい体づくりがしたい等、ご自身の目的にあわせてトレーニングメニューを工夫していくと良いでしょう。中でも、健康維持のためには、速筋と遅筋の両方を鍛えることがおすすめ。

筋肉量は20代をピークに、30代以降は年間0.5~1%ずつ減り続けていきますが、この減っていく筋肉の大部分は速筋です。有酸素運動中に速筋はほぼ使われていないため、加齢による筋肉量の減少を防ぎつつ脂肪を燃焼するには、筋トレと有酸素運動を組み合わせて両方の筋繊維を鍛えることが大切です。

・骨格筋を構成している筋繊維は大きく分けて速筋と遅筋の2種類。同じ筋肉でも、それぞれ異なる特徴や鍛え方があるため、自身の目的にあわせて運動メニューを工夫しましょう。
・筋肉は加齢に伴って減っていきますが、何歳になってもトレーニングで増やすことが可能です。健康維持のためには、速筋を鍛える筋トレと遅筋を鍛える有酸素運動の両方を並行して行いましょう。

参考文献
筋肉の種類とその特徴 – 健康長寿ネット
筋肉・赤筋・白筋 – 健康長寿ネット


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2月コンテンツ 効果に差が出る!運動に適した時間帯とは https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/20207 Mon, 28 Feb 2022 08:17:13 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=20207 効果に差が出る!運動に適した時間帯とは

健康的に減量を進めるためには運動することが大事ですが、運動の時間帯によって減量効果が変わるのをご存知ですか?せっかく運動するなら、効果的に進められると嬉しいですよね。

すでに運動に取り組んでいる方も、これから頑張りたいとお考えの方も、効率良く痩せられる時間帯を知ることで、減量効果をアップしていきましょう!

減量効果を高めたいなら「朝」か「夕方」!

朝の運動

朝から体を動かすと、交感神経が活発になり、基礎代謝が上がります。まさにゴールデンタイム!カロリーを消費しやすくなるため、減量効果が期待できるのです。

また、運動後6時間ほどは代謝が上がった状態を維持できることから、その後の出勤や職場での歩行、家事掃除などでの消費カロリーもアップしますよ。

食前の運動で脂肪燃焼効果アップ!
脂肪と糖分では、糖分の方が先にエネルギーとして使われやすいものですが、食前は血中の糖分が少ないため、脂肪が早くエネルギーとして使われます。そのため、脂肪燃焼を図るなら「食前の運動」が効果的です。
※血糖値や血圧が高い方は、運動の時間帯・種類・強度について医師と相談して進められてください。

夕方の運動

夕方は、体温が上がって、筋肉をスムーズに動かせる時間帯。運動のパフォーマンスが向上するため、運動に適した時間帯と言えるでしょう。

特におすすめなのが16時~19時頃で、1日のうち脂肪燃焼効果が最も高くなるという研究結果もあります。

夕方の運動で睡眠の質アップ!
人の体は、活動する日中は体温が高く保たれていますが、眠りにつく時には深部体温を下げることで、脳と体をしっかり休ませる仕組みがあります。深部体温がより急速に下がる方が眠りにつきやすく深い睡眠になりやすいため、夕方の運動で体温を上げておくと、寝る前に一気に深部体温が下がり、熟睡しやすくなりますよ。

できれば避けたい…!運動に適さない時間帯

運動するのに適した時間帯があれば、適さない時間帯もあります。そこで、運動する時に「できれば避けたい時間帯」もご紹介します。

激しい空腹時

極端な空腹状態で激しい運動をすると、血糖値の低下により貧血やめまいを引き起こしたり、集中力が下がる可能性があります。怪我や事故につながりかねないので、空腹感が強すぎる場合はおにぎりやバナナなど軽く食べてから運動しましょう。

食後すぐ

食事直後は食べ物を消化するため、胃腸に血液が集まります。そのタイミングで運動すると、筋肉にも血液を送らなければならず、胃腸に十分な血液が集まらないので消化不良を起こす場合も…。食後30分程度は過度な運動は控えましょう。

寝る直前

寝る前に激しい運動をしてしまうと、交感神経が働き、目が覚めて寝つけなくなってしまいます。体を動かすなら、副交感神経が働くストレッチなどがおすすめです。

ライフサイクルに合わせて継続を!

減量効果が高まる運動の時間帯は、「朝」と「16~19時」です。
ただ、仕事や家事などの都合でこれらの時間帯に運動できないという方もいるかもしれません。
一番大切なのは『運動を継続すること』ですので、ご自分のライフサイクルの中で無理なく続けられる時間帯を選びましょう。

休日など、時間帯を選べる時にはぜひこの記事も参考にしていただければ幸いです。

減量効果が高まる運動の時間帯は「朝」と「16~19時」。逆に運動を避けたい時間帯は「激しい空腹時」「食後すぐ」「寝る直前」です。ご自身のライフサイクルに合わせて、運動の時間帯を工夫してみましょう。


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12月 年代別健康づくりのポイント高年期編(65歳~) https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/17509 Mon, 27 Dec 2021 05:57:06 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=17509

年代別健康づくりのポイント高年期編(65歳~)

ご自身のライフステージを意識されたことはありますか?
年代・世代によって生活背景や抱えがちな健康課題は異なります。そのため、そうした状況を踏まえて健康づくりを進めてみるのもおすすめですよ。

今回は65歳以上の高年期にあたる方向けの健康情報をご紹介します。

高年期の特徴と健康課題

高年期は、仕事や子育てを終えられた方も多く、趣味の時間が増えるなどご自身のための生活ができる時期です。一方で、生活環境の変化や健康状態の悪化に不安を感じることも多くなります。重篤な病気や寝たきりにならず、自立した生活を送ることができるよう、健康に対する意識を高めていきましょう。

世代の特徴 ◇身体機能の低下を感じ、健康に不安を感じる方も多い
◇生活習慣病等の疾病予防・重症化予防・介護予防・認知症予防が大事な時期
◇自身の時間が増え、趣味やボランティアなどの活動がしやすい
生活背景
(人生の節目)
退職、介護
抱えがちな健康課題 ・膝や腰など体の痛みを感じやすい
・筋肉が落ち、体力や代謝が低下する

・食事が簡易的なものになり、栄養が不足しがち
・⻭の喪失が進み、咀しゃく機能が低下する

健康づくりのワンポイントアドバイス5選

①たんぱく質の不足に気を付ける
加齢に伴い筋肉量は減少し、60代からその減少は加速します。フレイル(*1)やサルコペニア(*2)を予防するためにも、食事では良質なたんぱく質を摂取することが大切です。1食につき、手のひら一枚分を目安に、たんぱく質を多く含む魚・肉・卵・大豆製品を取り入れましょう。
*1フレイル…加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態、いわゆる「虚弱」
*2サルコペニア…筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態

②ゆっくりよく噛んで食べる
ゆっくりよく噛んで食べることで、食事の満足感も得やすく、食べ過ぎ予防につながります。その他にも、血糖値の急上昇を抑えたり、脳の活性化による認知症の予防や、唾液の分泌が増えることで消化を助ける効果もありますよ。

③適度な運動を習慣的に行い、筋肉を鍛える
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準」では、65歳以上の方に、毎日40分体を動かすことを推奨しています。ウォーキングやラジオ体操、水泳など、気になるものから積極的に取り組んでみませんか?

④口腔ケアに力を入れる
口の中の健康状態は全身の健康状態に関連しています。例えば、歯周病があると、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎のリスクが上昇!歯周病菌などが血管に入り込み、血流にのって全身の組織や臓器に悪影響を及ぼすと考えられています。普段から丁寧に歯を磨き、歯科への定期健診も忘れずに行きましょう。

⑤趣味や生きがいを見つける
好きなことに打ち込んだり、さまざまな人と関わっていくことは、人生をより充実したものにしてくれます。また、認知症やうつの予防にもつながりますよ。ボランティア活動や旅行、趣味・スポーツなど、好きなことや楽しみを見つけましょう。

高年期は、健康状態の悪化に不安を感じることも多くなります。健康寿命を延ばすためにも、食事や運動の両面から筋肉低下を抑えることが大切です。その他にも、口腔ケアや趣味・生きがいづくりにも力を入れることで、人生をより豊かなものにしましょう。

 


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11月 年代別健康づくりのポイント中年期編(45~64歳) https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/17505 Fri, 26 Nov 2021 09:41:13 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=17505

年代別健康づくりのポイント中年期編(45~64歳)

ご自身のライフステージを意識されたことはありますか?
年代・世代によって生活背景や抱えがちな健康課題は異なります。そのため、そうした状況を踏まえて健康づくりを進めてみるのもおすすめですよ。

今回は45~64歳の中年期にあたる方向けの健康情報をご紹介します。

中年期の特徴と健康課題

中年期は、社会での中心的な役割を担い大きな責任をもつ時期です。若い時と比べて身体機能に徐々に衰えが見られ、生活習慣病などの病気も発症しやすいので注意が必要です。がんや生活習慣病の早期発見・早期治療のために健診を受け、バランスの良い食事と適度な運動の習慣を身に付けていきましょう。

世代の特徴 ◇⾝体機能の低下や⽣活習慣病等の発症により、健康に気をつけ始める
◇家庭では思春期・受験期の子どもを抱え、親世代の介護に関わる方も多い
◇更年期症状として体調不良や情緒不安定等の症状が起きやすい
生活背景
(人生の節目)
昇進、転職、異動、退職、子供の受験、介護
抱えがちな健康課題 ・筋力や体力の低下がみられる
・代謝が落ちて痩せにくい
・⽣活環境の変化や更年期等による体調不良を感じやすい

健康づくりのワンポイントアドバイス5選

①こまめに体重をはかる
体重は身近な健康状態のバロメーターです。増えすぎたり減りすぎたりすると、病気のリスクが高まりますので、自分の体重を把握して適正体重を維持していきましょう。
【適性体重】身長(m)×身長(m)×22

②食事のバランスを整える
生活習慣病の予防・改善には「バランスの良い食事」をとることが大切です。ご飯や麺類などの主食に偏らないよう、たんぱく源(肉・魚・大豆製品・卵)や野菜・海藻類を意識してとっていきましょう。

③減塩する
加齢により血圧は上がりやすくなります。そのため日頃から薄味を意識することで早めに予防を。
【1日の目標量】成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満

④今より+10分多く体を動かす
死亡リスクを2.8%、生活習慣病発症を3.6%、がん発症を3.6%低下させる効果が期待できます。通勤時や家事、育児等で意識して体を動かすこともおすすめです。

⑤健診を定期的に受ける
身体的・社会的にも大きな変化を迎える時期のため、定期的に自分の体を状態を確認することが大切です。もし、何らかの指摘があった場合には怖がらずに精密検査を受けましょう。

中年期は⾝体機能が低下し、⽣活習慣病の発症や受診を必要とする機会が増え始めます。健康診断等を通じて自身の健康状態を適切に把握し、健康管理に努めましょう。


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11月 年代別健康づくりのポイント壮年期編(25~44歳) https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/17393 Fri, 26 Nov 2021 09:30:36 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=17393

年代別健康づくりのポイント壮年期編(25~44歳)

ご自身のライフステージを意識されたことはありますか?
年代・世代によって生活背景や抱えがちな健康課題は異なります。そのため、そうした状況を踏まえて健康づくりを進めてみるのもおすすめですよ。

今回は25~44歳の壮年期にあたる方向けの健康情報をご紹介します。

壮年期の特徴と健康課題

壮年期は仕事や家事・育児などで多忙な、いわゆる働き盛り。生活にハリが出たり、生きがいを感じたりすることが増えてくる時期です。一方で、職場や家庭での責任が増え、ストレスを抱えたり、時間に余裕が持てず⾃分⾃⾝の健康管理がおろそかになりやすいといった特徴もあります。

この時期に良い生活習慣を築いておくことが中年期以降の健康にも大きく影響するので、早め早めに⾃分⾃⾝の健康を⾒直していきましょう!

世代の特徴 ◇健康への関心が低かったり、健康を気にする余裕がない方が多い
◇生活習慣病予備軍の方や生活習慣病を発症されている方が多くなる
◇この時期の生活習慣が中年期以降の健康状態に大きな影響を与える
生活背景
(人生の節目)
自立、昇進、転職、結婚、妊娠、出産
抱えがちな健康課題 ・不規則な食生活、睡眠不足になりやすい
・仕事や育児などでストレスが溜まりやすい
・忙しさから運動不足になりやすい

健康づくりのワンポイントアドバイス5選

①1日3食を心がける
忙しさから朝食や昼食を抜いてしまうことはありませんか?栄養補給のためにもなるべく1日3食食べることが理想です。食事の時間が取れない時は簡単に食べられる「補食」を活用してみましょう。
補食の例:栄養バー、栄養ゼリー、ヨーグルト、ゆで卵、サンドイッチ、具入りのおにぎり、スープなど

 

②睡眠の質を高める
寝る前はブルーライトをカットをすることがおすすめです。寝る前にブルーライトを浴びると、睡眠の質が下がり朝起きるのがつらいといった状態に…。就寝1時間前からは、スマホやパソコンの使用を控え、部屋のLED照明はやや暗めに設定しておきましょう。

③座っている時間を今より短くする
座っている時間が長いほど健康リスクが上がり、メンタルヘルスにも影響するといわれています。30分に1回は席を立つことでリスクを減らすことができます。席を立つことが難しい場合は、かかとの上げ下ろし運動や、足の指でグー・チョキ・パーをすることでも、血行促進や足の筋力アップが期待できますよ。

④ストレス解消法を見つける
疲労感やストレスを和らげるには、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れて「幸せホルモン(セロトニン)」の分泌を促すことも効果的です。まずは1日10分多く歩いてみませんか?

⑤お酒の飲み過ぎに気を付ける
付き合いで飲みに行ったり、自宅での晩酌を楽しむ方も多いでしょう。ただ、お酒の飲み過ぎは肝臓だけでなく、胃や腸など消化管の粘膜が荒れる原因に。食事と一緒に1日1杯程度を目安に飲むことや、休肝日を週1日以上設けることがおすすめです。

 

壮年期に良い生活習慣を築いておくことが中年期以降の健康にも大きく影響します。早め早めに⾃分⾃⾝の健康を⾒直していきましょう。


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9月 秋バテ・季節の変わり目 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/16147 Tue, 28 Sep 2021 01:14:32 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=16147

秋バテって何?~季節の変わり目の体調管理~

夏の酷暑が終わり、過ごしやすい秋を待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。しかし、そんな時期に気を付けたいのが、秋バテです。

「夏の暑さで蓄積した疲労」「寒暖差や気圧の変化」「冷え」などで自律神経が乱れやすくなり、だるさや胃腸の不調などのツライ症状に悩まされてしまうことも…。

夏が終わって涼しくなってきても、このような症状が見られたり、続くようなら夏バテならぬ秋バテと言えます。秋バテの症状や対策法を知って、体調をしっかり整えていきましょう!

秋バテの症状をチェック!

体がだるい
疲れやすい
肩こりがひどい
手足が冷える
食欲がない
胃腸の調子が悪い
寝つきが悪い・寝汗をよくかく
朝すっきり起きられない
めまいや立ちくらみがある
頭がぼーっとする・頭痛がする

上記の症状が1~2週間以上続く時に、
…2~4個あれば、秋バテ予備軍
…5個以上あれば秋バテの可能性が高いため、早めの対策が必要です。

※他の病気が原因の場合もあるため、体調不良が続く場合は医療機関への受診をおすすめします。

押さえておきたい3つの対策

1.体を温める

体を温めることで自律神経のバランスが整うとともに、体温が1℃上がると最大5〜6倍免疫力がアップするとも言われています。

野菜たっぷりの鍋やスープ、みそ汁などの温かい食べ物を日頃から取り入れましょう。また、気温にあわせて上着やひざ掛けを準備しておくことゆっくり湯船につかることもおすすめですよ。

2.水分をこまめにとる

秋は夏に比べると喉の渇きを感じにくくなるため、喉が渇いていなくても積極的な水分補給を心がけましょう。体内の水の循環がよくなると、栄養素が全身にいきわたり疲労解消にもつながります。

体を冷やさないように、冷たい飲み物ばかりではなく、常温もしくは温かい飲み物を選ぶこともポイントです。

3.旬の食材を取り入れて、バランスの良い食事を

秋はきのこやイモ類、鮭、カツオなどが美味しい季節。旬の食材は、美味しくて栄養が豊富なだけでなく、その時期特有の体の不調を整えてくれる作用が期待できます。例えば、秋から冬に旬を迎える根菜は体を温めてくれる効果がありますよ。

そのため、できるだけ旬の食材を取り入れた一汁三菜(定食スタイル)を意識して、バランスの良い食事にしましょう。

 

「夏の暑さで蓄積した疲労」「寒暖差や気圧の変化」「冷え」などで自律神経が乱れると、だるさや胃腸の不調などの秋バテが起こります。秋バテ対策には、体を温めることや水分摂取、バランスの良い食事を心がけることが有効です。

※参考文献
・秋バテ予防 季節の健康情報 著者:健康管理能力検定 監修:日本成人病予防協会
・「秋バテ」ってどんな病気?対策は? 一般社団法人  奈良県医師会 清益 功浩


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9月 スモールチェンジ https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/16155 Tue, 28 Sep 2021 00:44:16 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=16155

忙しい方必見!健康習慣を継続する秘訣

これまで保健指導に携わってきて、「健康のために何かしなければ、と頭ではわかっていても、忙しくてなかなか習慣を変えられない」とお悩みの方を多く見てきました。

急にがっつり運動しようとしたり、ヘルシーなものしか食べない!と意気込んでも、長年の習慣を変えるのはたやすいことではありません。

健康づくりを実行に移し、長く続けていくためには、ご自身にとって負担にならない、ハードルが低いと思える健康行動をから始めること(スモールチェンジ)がおすすめです。

今回はこのスモールチェンジの方法と実行・継続のコツをご紹介します。

効果的なスモールチェンジを取り入れよう!

一大決心を必要としない小さな健康行動であれば、取り組みやすく続けやすいので、「できる」という自信を与えてくれます。 小さな行動でも、いくつかの行動を組み合わせることで、減量や血液データの改善など大きな効果が期待できますよ。

具体的なスモールチェンジの例

【食事】
・野菜から先に食べる
・買いすぎないように事前に買う物をメモしておく
・ご飯のお茶碗を小さくする

【運動】
・歩きやすい靴を履いて大股で歩く
・エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う
・隙間時間にかかと上げやストレッチをする

【嗜好品】
・お菓子をナッツや低カロリーなものに変える
・お酒を今より1杯減らす、薄めに作る
・飲み物を無糖にする

ご自身の生活を振り返ってみて、「これならできそう」「ここなら変えられそう」を見つけてみませんか?

実行・継続のコツ3選

日常生活の中で確実にできそうなことが決まったら、長く継続できるように工夫していきましょう。

①タイミング・量・質・頻度を考える

例えば、歩く量を増やすという計画を立てた場合、「通勤時に」「一駅」「速足で歩く」「週 3 日」というように具体的に決めておくと続けやすいです。

②趣味や楽しみに結びつける

趣味のゴルフでカートを使わず歩く、子供と一緒に体を動かす、体重が1㎏減ったらご褒美に欲しいものを買うなど、楽しみながらできる工夫を。家族や友人と一緒に取り組むのもいいですね。

③継続的に行えるかチェックする

天気が悪い、疲れている、時間がない時でも行動できることを決めておきましょう。できた日はカレンダーなどに記録しておくと、進捗が確認できるだけでなく、達成感も味わえますよ。余裕が出てきたら新しい行動を追加していきましょう!

健康づくりを実行に移し、長く続けていくためには、ご自身にとって負担にならない、ハードルが低いと思える健康行動を積み重ねることがおすすめです。

※※参考文献等
・スモールチェンジ健康づくりは、早稲田大学応用健康科学研究室が提唱している活動です。
・全国健康保険協会 「スモールチェンジ活動で健康に」
・地域住民の身体活動・運動実施を支援するヘルス・コミュニケーション介入の効果検証
ースモールチェンジ方略を用いた検討ー早稲田大学人間科学学術院 竹中 晃二
ときがわ町保健センター 加藤 光典 吉澤 真理子


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7月 夏バテ予防で快適なサマーライフを! https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/archives/14432 Thu, 29 Jul 2021 05:16:05 +0000 https://d33a844kx150g7.cloudfront.net/page/wordpress/?p=14432

夏バテ予防で快適なサマーライフを!

「食欲がない」「体がだるい」「やる気が出ない」などの夏バテを予防する対策として、何か気を付けていることはありますか?

HSCの特定保健指導参加者からは、「体力を落とさないようにしっかり食べている」「夏バテしたくないから、ダイエットは一旦お休み!」というような声をいただくことがあります。

でも実はこれ、対策としては少し心配です。あなたの場合はいかがでしょう。
今回は“太らずバテない”体に優しい夏バテ防止の食事術をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

食事は「たくさん」よりも「何を」食べるかが重要!

夏だからといって1日に必要なカロリーは変わりません。
そのため、体力をつけようとたくさん食べすぎると、胃腸などの内臓に負担がかかり、免疫力が落ちたり疲れやすくなってしまうことも。かえって体調を崩すことにつながってしまっては本末転倒ですよね。

夏バテ予防に大切なのは、「量」ではなく「何を」食べるかです。汗をかいたり、暑さで体力を奪われる分、不足しがちなビタミンやたんぱく質などを多く含む食べ物を意識してとっていきましょう。

※現場職や農作業などでいつもより運動量が増える場合は、消費エネルギーに見合った食事量を心がけましょう。体重が増えない・減り過ぎないことを目安に、食事量をコントロールするのも良いですよ。

夏に積極的にとりたい食べ物はコレ!

疲労回復に効果的な食材:豚肉・レバー・うなぎ・豆類

    

おすすめの理由は?⇒疲労回復を助ける「ビタミンB1」が多く含まれているから!
寝苦しさからくる睡眠不足や室内外の温度差が自律神経に影響します。自律神経が乱れると、疲労感やだるさなどの不調に…。疲労回復の栄養素をとって体を元気にしましょう。
玉ねぎ・ねぎ・にんにく・ニラなどと一緒にとるとビタミンB1の吸収率UP!
ビタミン B1 は加熱に弱く、加熱によって1/3~半分ほど失われてしまいますが、
香味成分のアリシンを含むネギなどと一緒に調理することで、ビタミン B1 の吸収率が上がり、効果を持続させてくれますよ。

免疫力UPに効果的な食材:夏野菜(ピーマン、トマト、ゴーヤなど)

おすすめの理由は?⇒免疫力高める働きのある「ビタミンC」が含まれているから!
ビタミンCは暑さや紫外線などで消費しやすいので、夏に不足しがちな栄養素です。
ピーマンやトマトなど夏野菜を使って、美味しくビタミン補給を!免疫力が高まると、夏バテ予防にもつながります。

スタミナがつく食材:肉類・魚類・卵・大豆製品など

         

おすすめの理由は?⇒体力やスタミナをつける「たんぱく質」が含まれているから!
暑さで食欲が落ちたり、冷やし中華やそうめんなどの炭水化物に偏った食事になっていませんか?
夏は特にたんぱく質を消耗しやすいので、できるだけ定食スタイルでたんぱく質摂取を心がけましょう。

暑い日は冷たい飲み物や食べ物を選びがちですが、胃腸を弱めてしまい、体力ダウンにつながります。夏こそ、温かい食事をとり、常温や温かい飲み物も飲むようにして、胃腸を守ってくださいね。

高温多湿の日本の夏を避けて通ることはできません。夏バテ予防の食事を取り入れて、夏を楽しみましょう!

夏バテ予防に大切なのは、食事の「量」より「質」を重視すること。夏の暑さで失われがちな栄養素を補うことをイメージして食事を選びましょう。

参考文献
厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015年版)』
厚生労働省『e-ヘルスネット「健康用語辞典」』


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